白湯ってナニ?
白湯(さゆ)を知らない若い父親母親が増えてきています。
上品な年配の方は、「お」をつけて「おさゆ」と言う場合もあります。
白湯とは、「水を沸かしただけの湯」です。
赤ちゃんに熱湯を飲ませるわけは無いですから、「お湯を冷ましたもの」と受け取ればいいです。
「ミルクだけではなく白湯を飲ませるといいですよ」と赤ちゃんの母親に言ったそうです。その母親はすぐに薬局に行き、「白湯をください」と買い求めたというのです。本当の話です。
例えば
「おさじでゆっくり飲ませるといいですよ」
「水菓子で口の周りがかぶれる子どもがいますから注意してください」
と言われたらどうでしょうか?
皆さんは意味が分かりますか?
おさじ→スプーン
水菓子→くだもの
のことなんです。
白湯は失われそうな日本語の代表格かもしれません。
白湯を赤ちゃんにあげる場合は、前述の通りにお湯をコップに入れて冷まします。自然に冷ましてもいいですし、沸かした湯が入ってる容器Aより更に大きい容器Bに氷水を入れ冷やす方法もあります。
注意:コップにポットのお湯を入れて水道水を足し、ぬるくしたものではありません!
白湯は水分補給や口をサッパリさせるためですから無理やり飲ませる必要はありませんが、ちょっとお口に入れてあげても唇を濡らしてあげても良いと思います。