「イヤイヤ」は順調な発達の証拠!【2歳児】

2歳児のイヤイヤを避けて通るのは至難の技と心得よ!

これを避けて通るのは不可能!
あなたのお子さんだけじゃない、世界中の2歳児がイヤイヤ言ってる!つまり、今、この瞬間、世界のあちこちで、2歳児が「イヤイヤ」言ってるわけです。
 
2歳児はただわがままで駄々をこねてるわけじゃありません。彼らも辛いんです。何が辛いのかと言うと、自分がやりたいことと自分が出来ることのギャップを感じてしまってどうしようもなく辛いのです。ギャップの主な例を次にあげておきましょう。


 例①
大人に伝えたい思いがある。成長の過程で自我の芽生えの時期、つまり自主性が出てきて自己主張したい時期だから、自分なりの思いを相手に伝えたい。
 
<<ギャップ>>
 
しかし、2歳児はまだまだ言語表現力が不足している。言いたいことが言えない。大人の質問に素直に「うん」は言えても、細かい思いや希望はなかなか表現できるまで至っていない。
 
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例②
探索行動したい時期。知りたいことばかりある。周りが少しずつ見えてきたからこそ興味や好奇心だらけになっている。やりたいことが沢山ある。
 
<<ギャップ>>
 
出来ることが限られている。やりたいことをやれるだけの力がまだ2歳児には備わっていない
 
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例③
大人から束縛されたり指示されたりするのがイヤになってきた。先に何でも大人に決められちゃうのがイヤ。大人が手を出してかまってくるのがイヤでたまらない。
 
<<ギャップ>>
 
1人でいるのは不安でたまらない。
2歳児は1人では何も出来ない。
 
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これらのバランスの悪さに2歳児なりのストレスを感じているのです。
 
私達は2歳児よりだいぶ年上ですから(そりゃそうだ)、このイヤイヤに真正面から戦おうとしないで上手くかわしてやりましょう。
 
イヤイヤ自立への通過点であること。
順調な発達の証拠であること。
 
今一度思い出してください。
 
はい、深呼吸して!
余裕ある笑顔で我が子に言いましょう!
 
「そっか〜イヤイヤなのね。そうか、そうか」
 
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