視覚&聴覚に訴えて!【2歳児】
片付け時が来ても『イヤイヤ』と片付けないのが2歳児。今、この時、世界中のあちこちで2歳児がイヤイヤって言っています!
今回は場面の切り替え時・片付け時に視覚と聴覚に訴える方法を紹介します。
※片付け5分前予告➕聴覚➕選択権譲渡
「次に◯◯(音楽)が流れたらお片付けなんだけど、1人で出来るかな?それとも手伝ってあげようか?」
(片付け時刻の5分前位に予告をします。予告は大事です。2歳児は大人の勝手で急に片付けを宣言されるのが大嫌いです)
(音楽は楽しくアップテンポのもの)
(いくら1人でやると宣言した2歳児でも手に負えないくらい散らかっていたら見えないところでさりげなく手伝ってしまいましょう!)
※片付け予告➕オマケのお得感
「もうすぐお片付けですよ〜!ん?まだ遊びたいの?う〜む(考える真似)じゃ、いいよ。だって◯ちゃんいい子でお片付けも上手だからね、特別にオマケしてあ〜げる!遊んでていいよ。ご飯出来たら又◯ちゃ〜んって呼ぶからね。」
(遊びを切り上げる時刻はいつもとあまり変わらなくてもオマケしてもらった感じが残るように)
※予告➕視覚を使った働き掛け➕選択権
「もうすぐお風呂入ろうね。時計を見て!いっぱい遊んで長い針がパンダさんの3に来たら『お母さ〜ん、片付けですよ〜』って呼んでくれる?出来る?難しくて出来ないかな?」
「冷蔵庫のマグネット見てみて。パトカーと消防車と救急車があるでしょ?あれがひとつずつ車庫に帰るから見ててね。ぜ〜んぶ車庫に帰っちゃったら教えてね。『ママ〜、みんな帰っちゃったよ〜』って教えて。出来る?難しいかな?」
(1番目の例は時計に印を付けておく方法)
(2番目は大人の仕事具合により3〜2〜1〜0のカウントダウン方式。やるのは大人なので少々面倒ですね。時間感覚がまだ十分に育ってない幼児は視覚優位なので分かり易い方法です)
「出来たね」とそこまで努力し我慢した過程を認めてあげましょう。達成感や満足感が味わえるように。