出産後、あなたが1番見てあげなきゃいけない小さな存在は誰?【新生児期】

赤ちゃんが生まれたら、みんな赤ちゃんのことばかり。上のお子さんは、主役の座を赤ちゃんに取られてしまいます。
 
「ママ、ボクも抱っこして欲しい」
 
その為に、わざと赤ちゃんのガラガラを投げたり、赤ちゃんのほっぺを突っついたり、叱られることばかりする子もいるくらいです。
 
「こっち向いてよお〜」
 
のサインです。しかも、黄色信号!!
 
信号出してるのに、
 
「お兄ちゃんになったんだから」
「おねえちゃんのくせに」
 
なんて言われてごらんなさい、どんなに悲しいか⁈
 
出産後、出産祝いが届くたびに上の子は寂しい思いをするものです。
 
「お兄ちゃんになったお祝い」なんて聞いたことありますか?
 
もしそんなものが届いたら嬉しいかもしれませんね。例えば、お母さんのごく親しいお友達が出産祝いをくれると言ったら、「お兄ちゃんになったお祝い」に変えていただくというのはいかがでしょう?上の子を気遣うひとつのアイデアかもしれませんね。
 
前述した「お祝い」や「プレゼント」はひとつの例であり、大事なことは、上のお子さんが今まで10ヶ月我慢してきたことを、周りの大人は十分認めて理解を示してあげるということです。幼いながらしてきた努力を、言葉にして伝えてあげてください。
 
出産後、退院した日は、
「◯ちゃん、ありがとう!!」
「おばあちゃんとお留守番しててくれたのね。ありがとう。」とギュッと抱っこ!
「頑張って待っててくれたから、赤ちゃん、生まれたよ。あなたの弟ですよ〜!おにいちゃん、よろしくね。一緒に遊んでね」
 
実は、これからも下の子の世話が忙しく上の子の我慢は続きます。出来るだけ言語化してあげるといいです。
 
「本当は抱っこして欲しかったのに、さっき我慢したでしょ?ありがとね。今ならいっぱい抱っこ出来るよ」
 
 
そんな風に言って、いっぱい抱きしめてあげてください。
 
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