2歳児実技編③ よし、役者になれ!【2歳児】
2歳児のイヤイヤを聞きしっかりしつけなければと、「イヤイヤなんてわがまま言ってはいけません」なんて真正面から対処しようとすると少し無理があるかもしれません。多少は演技派になった方が上手くいきますよ。
「よし、よし、分かった。じゃ、いっぱ〜い遊ぶ?それからご飯にするんだね。いいよ。」
なんて言えたらステキ!
《本当は、「◯◯ちゃんの為にやりたいことも我慢して頑張って料理して呼んでるのに『イヤイヤ』ばっかし!もう!こんなにオモチャ散らかしたら私の仕事が増えるだけじゃないか〜!」って言いたいのをちょっとこらえて》
前述のいっぱい遊ぶという言葉ですが、ご飯が出来ているのに本当に何十分も遊ぶわけではなく、5〜6分遊びを延長するだけです。延長時間を特別にサービスするという歩み寄りです。ですから、その後はピッとフィニッシュ!お片づけ!こんな歌を歌いながら手洗い、食事へ。
ごはんだ、ごはんだ、さあ、食べよ〜🎶
もし、さらに出来そうなら、
まだ遊びたくて片付けない子どもに、
「このブロック上手に作ったね〜ここで作るとこ見ててもいい?上手だから見ていたいの」
「ママも少しだけ遊びたいな、入れて〜」
などとアプローチすれば子どもの心をガシッとつかむことが出来ます。一緒に遊ぶ充実感を互いに味わってからお片づけです。その分も計算して早目に片付けの声をかけるといいですよ。
大人からの言葉がけは、ちょっと役者っぽくならないとなりませんね。お母さんなら女優賞!またはお父さんなら男優賞!をつかみ取りましょう。