そうか。私はこの子の「お母さん」【新生児期】

「うわお!赤ちゃんを抱っこしていたら、小さい子に『オバサン』 って言われた!」
 

苗字や名前で呼ばれていた出産前!

だけど、これからは
 
《お母さん》《ママ》
 
って呼ばれることがドンドン増えていきます。
 
だから、もう貴女は正真正銘の
 
《おかあさん》
 
です!覚悟を決めるしかない。
 
「わたしは、お母さんだああ!」って叫んでみるか⁉︎
 
だけど、この「お母さん」って言葉、まだ、ホントに慣れない感じ。
 
嬉しいような、そうでもないような。
 
「母」と言うこの字の真ん中の「、、」は
「お乳」なんですよ。小学校で習ったのを思い出しましたか?お母さんが座っているようにも見えますね。
 
 出産日から数日経っただけなのに、老けてしまって本当にオバサンになったような感じに思う人は沢山います。
 
「せっかく自分の名前があるのに、ダンナまで『ママ』なんて言ってきたらぶっ飛ばす!」なんて威勢のいいことを言う人もいます。
 
「私なんか、義母に『ママ』って呼ばれちゃった、『私はあなたの母親じゃない!』って言いたかった」と、ショックを受けた人もいます。
 
お子さんの成長にしたがい、
 
「ユウくんのママ」
「あやちゃんのお母さん」
 
なんて子どもの友だちから呼ばれるだけでなく、ママ友同士もそう呼び合うことも多くなるでしょうし、幼稚園の先生からも『お母さん』なんて呼ばれることもあります。
 
夫やママ友には「名前で呼んでね」って頼めるけど、
 
赤ちゃんからは一生
 
おかあさん
 
って呼ばれます。
 
あなたは母親になったことを、体の変化や授乳だけでなく、対外的な他者との会話の中などでも自覚していくことになるでしょう。
 
「あ、わたしは、この子のお母さんなんだ、母親なんだ、なんて素敵!」
 
って思いたい!けど、、、
 
「授乳だけで精一杯!そんな幸福感はまだ感じられないよお〜」
 
ってとこですよね?
 
だけど、きっと、いつの日か、
 
「あの時、大変だったけど、あれが母になる幸せっていうことだったんだなあ」
 
なんて思える日が来ます。
 
生まれたばかりの赤ちゃんと
産んだばかりの新米ママの、
初めての不安に満ちた1ヶ月を
眠くてだるくてたまらない1ヶ月を
出来るだけでいいから、ゆっくり味わってみてください。
 
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