自分の人生を歩み始めた【2歳児】
大人が、
「お風呂入る時間だよ」
「はい、ご飯だからおてて洗って」
「おしっこ行くよ〜」
などと言うと、2歳児の返事はたいがい
「イヤイヤ」
です。
かの有名な「イヤイヤ期」に突入してきたのです。日本では「第1次反抗期」と言われたり、海外では「Terrible two(恐るべき2歳)(魔の2歳)」と言われたりしています。
筆者は、上記の言い方が好きではありません。
ついこの間まで赤ちゃんだった我が子です。生まれてから全てを大人に依存して生活してきたのです。言い換えれば、他の者に頼って存在してきたのです。その我が子が、「イヤイヤ」と自己を主張し始めたなんて、素晴らしいことではないですか?この時期は「自己主張期」だと筆者は考えます。
自我の芽生え
独身時代から聞いたことがあった言葉でしょう?いよいよ我が子が、かの有名な成長段階に入ってきたのです!
我が子が「イヤイヤ」って言い始めたら
「バンザーイ」
って喜んでください。順調な発達をしている証拠だからです。
主に育てたアナタは、
「よっしゃ〜!!」
とガッツポーズをするくらいのことなのです。
「イヤイヤばっかり言うからこっちも冷静でいられなくなって最近怒ってばかりいるの」と、2歳児を育ててる人は全員と言ってもいいくらい皆さんそう言います。
ちょっと待て!
確かに2歳児は言うことをきかず嵐のようにイヤイヤばっかりだけど、嵐が過ぎ去るとすごくお兄さんお姉さんになっているはず。ですから、順調な発育を、まずは安心していただきたい!
2歳児は
「お母さんがいて私がいる」
と分かり、自主性が芽生える時期です。
お母さんやお父さんとは明らかに違う
2歳児なりの人生を歩みはじめた瞬間に
出逢えて良かったですね。
イヤイヤ期が訪れて本当におめでとうございます。