赤ちゃんがもう親離れ?【新生児期】
「生まれてきたぜ、おなかの中、気持ちよかったぜ」
「お世話になりましたっ!」
「よし!もう歩くぞ、バブー!」
赤ちゃんが親離れと言いましたが、こういう意味ではありません。笑
新生児期の特徴
出生〜生後1ヶ月までの時期を一般的に新生児期と言います。
この時期の赤ちゃんは、新生児(しんせいじ)と呼ばれます。この時期には特に発達的な特徴があるんです。
それは・・・
「出産までは母親のお腹の中で過ごしていた赤ちゃんが、お母さんの体(母体)から分離する」
というものです。
つまり、赤ちゃんは生まれたらすぐに「親から離れる」ということです。考えてみれば当然なのですが、実は「発達」を考える時、こんな劇的な特徴はなかなかありません。
それまで口から食べたことも、呼吸したこともなく、へその緒だけで育ってきた生命体が、生まれたら自分で呼吸して、母乳を飲まなければならないのですから。
ひとつの独立した生命体、独自の存在、尊重すべき〈個〉としての存在になったのです。こう考えると劇的でしょう?
完全な<個>になった赤ちゃん。これからこの世界でどうやって生きていくのでしょうね。わくわくしますね。
すこやかに育て!!赤ちゃん!!