大チャンス到来!!生命の神秘を自ら体感!【新生児期】

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赤ちゃんという

唯一無二の生命体を生んだお母さん。

1人の人間が1人の人間を生んだのです。

もう一体どんな状態なんでしょう?!

 

お母さんの出産後の環境だっていろいろある

「生む」という行為は同じなのに、お母さんのみんながみんな同じ環境ってわけではないんです。たとえば・・・

 ・里帰りして実家で産後を過ごし、家族に助けてもらえるお母さん。

 
・実家に帰り、出産したものの兄が結婚した為に何か昔とは違う雰囲気を感じながら過ごしているお母さん。
 
・自宅に実家から親族が来て産後を助けてもらえるお母さん。
 
・誰の手伝いも受けられず、自分ひとりで頑張り抜くしかないお母さん。
 
10人いれば10人が違う環境で出産後を過ごします。わかっているようでわかっていない人が多いかもしれませんね。
 
このように置かれた環境は様々ですが、赤ちゃんを生んだお母さんの体は想像以上にダメージをおっています。(人類を1人生むわけですからね!!)

 

お母さんの体調はどんな感じ?

出産したばかりのお母さん、皆声を揃えてこういいます。

 
「だるい」
「眠い」
「オッパイあげてオムツ替えてるだけで精一杯」
「家事なんかしたくない」
「育てられるか心配」
「出産前みたいに働けるか心配」
 
そもそもお母さんの体、つまり母体の変化は出産から始まるものではなく、妊娠から始まります。自分の体に自分以外のの生命体が存在し始めてから分娩が終了し妊娠していない元の正常な体に戻るまでは、6〜8週間かかります。
それを産褥期(さんじょくき)と言い、この頃の女性を褥婦(じょくふ)と言います。
 
この時期、お母さんの体には3つの大きな変化が訪れます。
 
1.  子宮が元に戻りはじめます
 (だから、無理はしないで休養が大切)
 
2.  赤ちゃんへの乳汁が分泌されます
  (生命の神秘!血液が栄養分に変化するよ!!水分補給しっかり!)
 
3.   内分泌の機能変化により心理的に不安定になります
  (育児不安、産褥ノイローゼなど起こりやすくなります。でも時間が経てば必ず治ります。出産前に精神的に不安定になるかも?と予測を立て、ノートを書いたり、自分が安定できる環境を整えたりするような対応を考えておきましょう。)
 
だるくて不安かもしれないけど、「人間に生まれた」から「次の世代の人間を生んだ」。
 
そんな経験ができるのは母親だけ!
生命の神秘を思う存分感じてみましょう!